Alternative Garage Rock'n'Roll Band RedColoredGunのブログ

Red Colored Gun Vo.G 三吉 秀典 Ba. 中島 大介 Dr. 直江 卓哉 によるAlternative Garage Rock'n'Roll Band 2001年6月大学内音楽サークルにて結成。 学内スタジオでのセッション期間を経て、活動の場をライブハウスへと移行。 三軒茶屋Heaven's Door,渋谷Chelsea Hotel,六本木Club Edge, 新宿Loft,松本Mole Hall,赤坂天竺,下北沢Shelterなどでライブを行う。

シンガーソングライター



初めて手にしたギターはヤマハ製のアコースティックギターだった

 


弾き語りに適したボディの大きなドレッドノートタイプのギターで

 


中学校入学の際に購入したものである

 

 

その当時から憧れていた

 

 

The beatlesのジョンレノンや

 

 

CHAGE&ASKA

 


サイモン&ガーファンクルなどのミュージシャンは

 

楽曲を自作しているという事実を知り

 


彼らがステージでギターを抱えながら歌っていたことから


ギターを持てば

 

いずれは自分でオリジナルの楽曲を作ることができるようになるかもしれないと考えていた

 

 

 

 

だが今にして思えば当時はCDを聴いても

 


ギターが楽曲全体の中でどういう役割を果たしているかを全く理解できていなかったし

 


そもそもギターのサウンドを聴き取る事さえできていなかったように思う

 

 

 

 

またギターを覚えていく中でぶつかった最初の壁は


弦の張り替えや正確なチューニング(調律)と言うような演奏以前の問題であったものだった

 

 

 

そのような右も左もわからない状態で始めたギター演奏だったが

 


身近にギターに詳しい人間がいなかったこともあり

 


教則本などを参考にしながら独学で少しづつ覚えていった

 

 

 

他人の楽曲をコピーすることは当時の稚拙な技術の自分にとってはとても難しいことだったし

 


そもそも楽曲を作る道具だと考えてギターを購入したので

 


新しいコードを覚えては覚えたコードをもとに楽曲の進行を作りアドリブで歌をフェイクする

 


という練習を繰り返していた

 

 

 

 

専門書を頼りにして楽曲制作に必要な知識となる基本的な音楽理論を学びつつ

 


覚えたテクニックで使えそうなものを取り入れながら

 


少しづつギターを覚えていった

 

 

 

 

そしてそんな日々が続きながら

 

高校時代に出会った


NirvanaBlankey jet cityの音楽に大きな衝撃を受けた

 

 


シンプルな3人組のバンド編成の中でギターサウンドが最大限に活かされる


曲作りがなされていて

 

自分にとっての楽曲制作の価値観を根底から覆すような音楽であったからである

 

 

その後大学時代に結成されたRed Colored Gunのとりわけ初期のサウンドメイキングは


彼らの様なスリーピースバンドにおけるギターボーカルのスタイルに非常に強い影響を

受けた自らの音楽観が色濃く反映されたものとなった

 

 

 

 

こうして自分の音楽に強く影響を与えたミュージシャンを改めて振り返ると

 


その誰もが彼ら特有のサウンドを確立しながらも

 

そのサウンドの中で自らの内面を赤裸々に語った

 


シンガーソングライタースタイルのミュージシャンであったと言うことが出来る

 

 

 

 

自分自身が曲を作るようになった今

 


人生のその時々で自らの感情と向き合いながら

数多くの名曲を残してきた彼らへの尊敬の念はますます深まるばかりである

 

 

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