Alternative Garage Rock'n'Roll Band RedColoredGunのブログ

Red Colored Gun Vo.G 三吉 秀典 Ba. 中島 大介 Dr. 直江 卓哉 によるAlternative Garage Rock'n'Roll Band 2001年6月大学内音楽サークルにて結成。 学内スタジオでのセッション期間を経て、活動の場をライブハウスへと移行。 三軒茶屋Heaven's Door,渋谷Chelsea Hotel,六本木Club Edge, 新宿Loft,松本Mole Hall,赤坂天竺,下北沢Shelterなどでライブを行う。

音楽シーンの情報収集

Red Colored Gunは2001年に結成されたバンドだが


メンバーが多感な時代を過ごした

その前後数年間の音楽シーンは

非常に目まぐるしい

変化の時代の真っ只中にあったと言うことができる

 

 

 

当時はブリットポップの台頭や

Radioheadの衝撃的な一連の作品群のリリースなどを筆頭にして

今でも音楽ファンの中で

歴史的とまで語られている程の大きなトピックスが

次々と発生していく時代であった

 

 

 


またテクノやハウスミュージックなどのクラブミュージックは

かつてはマニアックな音楽ジャンルと見られていたものの

時代の流れの中で

幅広く一般に認知される存在となり

その流れの中でロックとの融合も積極的に行われるようになっていった

 

 

 


当時はいくつもの音楽的なムーブメントが同時多発的に起きて

それらは主に音楽雑誌や当時急成長していた大型レコードショップなどを通じて

ほとんどタイムラグもなくダイレクトに日本に伝わってきた

 

 

 


またアークティックモンキーズストロークスなどの出現は

ロックンロールリバイバルとも呼ばれ
こうした流れの中で彼らがフェイバリットとして挙げた

60年代や70年代のクラシックロックが再評価されるきっかけにもなり
その当時のアルバムもまた

レコードショップで大々的なキャンペーンが行われることとなった

 

 

 


国内ではフジロックサマーソニックなどの大型フェスティバルが出現し
そうしたフェスティバルにおいては

音楽界に存在する洋邦の区分けがかつてないほどに取り払われていくことにもなった

 

 

 


だが現在時代の流れの中で

ごく一部のメガヒットアーティストを除いては徐々に国内の音楽市場

とりわけ洋楽の市場が小さくなってきているのが現状である

 

 


かつてはさほど意識せずとも

自然と国内外の音楽シーンの情報が入ってきたが
現在は情報待ちの姿勢では

なかなか新たな音楽との出会いもないため
ネットなどを用いて

少なくとも当時よりは意識的に音楽情報を収集している

 

 


とりわけ日本においては

洋楽離れが進んでいるなどの理由からか

海外の音楽ニュースが目立たなくなってきている状況もあり
この状況を指して一部からは

日本の音楽シーンは鎖国的であるというような声も聞かれるようになった

 

 


こうした観点から見ると

かつては自然と得られていた海外の音楽シーンの情報も

目立たないものへと変化しているのが現状と言えるのかもしれない

 

 


だが一歩踏み込んで

積極的に海外の音楽シーンを見渡せば

次々と刺激的なミュージシャンや音楽と出会うことが出来ることが

ネット社会となった現代の大きな利点だ

 

 


このような状況の中で

リアルタイムな海外の音楽シーンの情報を知ろうとするうえで

個人的に参考にしているのが
"コーチェラ"や"レディング"や"ウルトラ"などの

海外の大型ミュージックフェスティバルのラインナップである

 

 


毎年各地で行われるこうした大規模なミュージックフェスティバルのヘッドライナーは

間違いなく現在の音楽シーンを象徴する存在であるため

現在のシーンにおいて最もインパクトのあるミュージシャンが一目瞭然となる

 

 

 


またこうしたフェスティバルには

数年後ビックネームとなっていく次世代の注目アーティストも数多くラインナップされることとなるため

ネクストブレイクが期待されているミュージシャンをいち早く知るきっかけにもなる

 

 

 


最近ではインターネット環境の普及と発達によって

こうしたフェスティバルの模様がリアルタイムで配信されることも多くなってきている

 

 


目の前で行われるライブとは異なる疑似的な体験ではあるものの

ライブではミュージシャンの本質的な魅力が映し出されるから
ライブ映像を見たミュージシャンに対しては

自分の中での注目度も高くなるとういうものである

 

 

 

 


このような話題を持ち出すと
現代の音楽シーンを注視する理由は

バンドマンとしてサウンド面などのトレンドを追いかけていくなど

 

ある意味での勉強的な側面が強いのではないか?

などと思う方も中にはいらっしゃるかも知れないが


個人的にはそういったある種の義務感の様な思いは全くなく

 

 


こうした情報取集そのものも

音楽ファンとしての楽しみの一つであるというのが正直なところだ

 

 


また新たな音楽との出会いを求めての大型CDショップ巡りは

ほとんど趣味と言えるようなもので

 

リスナーとしてジャンルへのこだわりがさほど強くないこともあり

休日にはCDショップにて興味の向くままに多くの作品をチェックしている

 

 


こうして出会った音楽について

バンドメンバーや音楽仲間達と語り合うこともまた


音楽ファンとしての楽しい時間の一つとなっている

 

 

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