Alternative Garage Rock'n'Roll Band RedColoredGunのブログ

Red Colored Gun Vo.G 三吉 秀典 Ba. 中島 大介 Dr. 直江 卓哉 によるAlternative Garage Rock'n'Roll Band 2001年6月大学内音楽サークルにて結成。 学内スタジオでのセッション期間を経て、活動の場をライブハウスへと移行。 三軒茶屋Heaven's Door,渋谷Chelsea Hotel,六本木Club Edge, 新宿Loft,松本Mole Hall,赤坂天竺,下北沢Shelterなどでライブを行う。

渋谷のバー


社会人になりたての頃
仕事が終わり一人時間を持て余していた週末の夜に

ふらりと立ち寄った渋谷のバーが人生初のバー体験となった

 


アナログレコードが流れる

オーセンティックなシガーバーだった

 


バーテンダーの登竜門としても有名なその店には

将来本格的なバーテンダーになることを真剣に志している

若手のバーテンダーが多く働いていた

 


年齢が近いこともあって

音楽の話題や

バーやお酒の話題から始まって

時には客とスタッフとの関係を超えるかのような

随分と個人的な話題まで

彼らとの話題は尽きることがなく大いに弾んだものだった

 


渋谷でのライブ後の

バンドのささやかな打ち上げもここで開かれた

 


20代の
随分と多くの時間をこのバーで過ごした

 

 

自分にとって当時は敬遠しがちな音楽ジャンルであった

ジャズとの出会いもここでの出来事だった

 


それがきっかけとなって

その後とりわけマイルスディビスの作品群に大きな衝撃を受けた

 


モード奏法を確立した彼のサウンドには言わば着地という概念がない

 


そのことから彼の生み出した作品は

無重力の音楽とも呼ばれている

 


一切の無駄な音を排除したそのサウンド

常に変化し理想を追い求めた人生は

今でも多くの音楽ファンやバンドマンから多大なるリスペクトを集め続けている

 


またこのバーで様々なバーやクラブを紹介していただいたことがきっかけになって

学生時代には出会わなかった様々な音楽に触れる事にもなった

 


バーのマスターから教わった

渋谷の小箱と呼ばれるクラブでは

新旧の刺激的なアンダーグラウンドの音楽を耳にすることが出来た

 


思いがけず足を踏み入れたことから始まり

気が付けば様々な思い出を残すこととなったバーだった

 


当時の若手スタッフは

西麻布、札幌、銀座など各々別の道へと進み

いつからか自分自身も渋谷からは足が遠のくこととなったが

先日思わぬところで当時のバーテンダーと偶然の再会を果たした

 


変わらずバーテンダーを続けている彼との再会には懐かしい気持ちになった

 

 

 

当時の渋谷での出会いと別れを

スクランブル交差点のイメージに重ね合わせて
後に”lines”という楽曲が生まれた

 

 

この曲はRed Colored Gunの大切な楽曲となっている

 

 

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