Alternative Garage Rock'n'Roll Band RedColoredGunのブログ

Red Colored Gun Vo.G 三吉 秀典 Ba. 中島 大介 Dr. 直江 卓哉 によるAlternative Garage Rock'n'Roll Band 2001年6月大学内音楽サークルにて結成。 学内スタジオでのセッション期間を経て、活動の場をライブハウスへと移行。 三軒茶屋Heaven's Door,渋谷Chelsea Hotel,六本木Club Edge, 新宿Loft,松本Mole Hall,赤坂天竺,下北沢Shelterなどでライブを行う。

バンドのリーダー



バンドのリーダーの役割は多岐にわたる

 

 

バンドが自分たちの意思に沿って順調に活動できるか否か
そのカギはリーダーが握っていると言っても過言ではないし
バンドに起こるあらゆる出来事への対応は

最終的にはリーダーの責任において行われるべきだと言えるだろう

 

 

細かな部分はバンドによっても変わるのだろうが
バンドのリーダーの一般的な役割は

練習やライブへ向けてのメンバーのスケジュール調整
ライブハウスやスタジオとのやり取りなどが挙げられる

 


またイベントへの出演やレコーディングの際には

バンドの代表者として先方のスタッフに対して
バンドの考えや意向をしっかりと伝えることが求められる

 

 


こうして改めて考えると

誰がバンドのリーダーになるかは

バンドの運命を左右すると言っていいほど重要なものとなる

 


そう言っても過言ではないのだが
思い返してみれば我々Red Colored Gunは

結成の際にメンバー間で真剣に議論したうえでリーダーを決定した

というわけでもなかった

 

 


結成した当時にバンドメンバーが所属していた学生時代の音楽サークルで

先輩から学内にて行われるライブなどの打ち合わせの際に
やり取りする代表者を決めるように求められ
それに応じる形でとりあえずリーダーを決めたまま

現在の形に至っている

というのが本当のところである

 

 


だが学生時代にはサークルが主催する年間のライブ計画が決まっていたし

結成後の早い段階で

バンドのスタジオ練習は毎週金曜日に行うもの
と決まっていたから

リーダーとして考えなければならないことはほとんどなかった

 

 


当時から音楽的な面に関しては

メンバーの意見を最大限に尊重して

セッションと議論を繰り返しながらサウンドを作り上げていく

というスタイルを取っていたから
学生時代にとったリーダーらしい行動をあえて挙げるならば

活動の場を
学園祭などを始めとする学内でのライブから

徐々にライブハウスへと移行していく

その道筋を探ったことくらいだった

 

 


バンドのリーダーとしての役割が本格化したのは卒業後だ

 

 


学生時代とは異なり

あらかじめ決められた年間の活動スケジュールが全くの白紙となったため
毎年限られた時間の中でメンバーのスケジュールを調整し
今現在バンドが何をやるべきかを常に考えなくてはいけなくなった

 


楽曲の作成、ライブへの出演、レコーディングなど

バンドの活動に意味を持たせるために

それらの優先順位を決めることが

バンドが活動していくうえで非常に大切となった

 

 


そのためにメンバーに対してリーダーとしてのビジョンを示し

メンバーが一丸となって迷いなく活動していくにはどうすべきかを

常に考えなくてはならなくなったのだ

 

 


また近年ではWeb上で行っているバンドのプロモーション活動も

バンド内での大きな議題の一つとなってきている

 

 


プロモーションを展開する方法論そのものだけでなく
そもそもバンドをどのように見せていきたいのか
そのためには何をする必要があるのか
という新たな論点をメンバーと共有したうえで

具体的な答えを出すことが

バンド活動を続けていくうえで非常に大切になってきている

 

 


こうした中

私自身がRed Colored Gunのリーダーとして大切に考えていることは
決断が迫られる議題に対して

メンバーが正直な意見を出しやすい雰囲気を作ること
そこで出てきた意見を尊重すること
そしてメンバー間での誤解を避けるために議論の過程の全てをメンバー全員で共有することの3点だ

 

 


長く音楽活動を続けていく上では

大なれ小なれ活動上の問題や考え方の違いが生じていくことは避けられない話だ

 

 


その問題に対処する過程で配慮を欠き

その結果お互いへの誤解が生じれば

メンバー間で感情的なしこりが残ってしまうことも決してあり得ない話ではないだろう

 

 

 

だが幸いなことに

結成以来Red Colored Gunにはバンドが存続することが難しいほどの
決定的な事態は起きていない

 

 


こうして改めて振り返ると
学生時代に所属したサークルの中で

何気なくバンドのリーダーを引き受けることになってから
リーダーとして考えなければならないことは年々増えてきているが

 


音楽的な面でも、あるいはバンドの活動方針に関わる事であっても

常に議論に前向きに加わり

バンドが一丸となって活動していこうという心掛けを欠かさない

メンバーの2人には大いに感謝している

 

 

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