Alternative Garage Rock'n'Roll Band RedColoredGunのブログ

Red Colored Gun Vo.G 三吉 秀典 Ba. 中島 大介 Dr. 直江 卓哉 によるAlternative Garage Rock'n'Roll Band 2001年6月大学内音楽サークルにて結成。 学内スタジオでのセッション期間を経て、活動の場をライブハウスへと移行。 三軒茶屋Heaven's Door,渋谷Chelsea Hotel,六本木Club Edge, 新宿Loft,松本Mole Hall,赤坂天竺,下北沢Shelterなどでライブを行う。

マーシャルアンプ

 


学生時代にはRed Colored Gunとしてのバンド練習のほとんどを

学内にあるスタジオで行っていたが
学園祭などのサークル主催のライブの直前は

さすがにスタジオ利用希望者が多かったため
外部のリハーサルスタジオを利用せざるを得ないこともあった

 

 

 

 

学外のスタジオは当然有料のため
僕らのバンドは時間を気にせず利用できる

学内のスタジオでの練習を優先させていたが
学内のスタジオにはない高価なドラムセットやアンプなどを

使用して演奏ができるという理由で
たまにしかない学外のリハーサルスタジオでの練習の機会は楽しみでもあった

 

 

 

 

そんな中
僕がギタリストとして楽しみにしていたのが
定番の機材として

ほとんどどこのリハーサルスタジオにも常設されている

マーシャルアンプを用いてのセッションだった

 

 

 

 

学内のスタジオでは20W程度の出力のトランジスタアンプを利用していたが
外部のスタジオでは最高級の100Wのマーシャルアンプが使用できるため
桁違いの迫力のギターサウンドを用いて

バンドでセッションが出来るということが
大きな楽しみだったのだ

 

 

 

 

初めてマーシャルアンプを使用した時には

その桁違いのサウンドのコントロール
音質調整に使用するトーンコントロールのつまみの数の多さなどに対して

戸惑いが大きかったが
真空管アンプ特有の温かみのあるサウンド

ギター演奏の細かいニュアンスに反応するレスポンスの良さに本当に驚かされた

 

 

 

 

ギタリストは

自らのパーソナルトーンとも言える歪んだギターの音色を

エフェクターを用いて作り出すタイプと

アンプそのもので作り出すタイプで分かれるが
Red Colored Gunのボーカルギター三吉は完全に後者のタイプのギタリストである

 

 

 

 

 

いくつかのエフェクターを組み合わせて歪みを作る手法は
ライブ中でもそれぞれの楽曲に合わせて

いくつかの歪みのトーンを使い分けることが可能である

という大きなメリットがあるが
こうした利点を手放すことを受け入れたうえでも

敢えてアンプの歪みのサウンドを最大限に活用して

ギタートーンを作り出す手法を選択している

 

 

 

 

 

これはギターの音色作りに関しては

極力複雑なセッティングを避けて

シンプルな状態を保つことが

ギターやアンプが持っている本来の良さを引き出すための

ベストな選択だと考えているためである

 

 

 

 

 

そして仮に楽曲の中で別のギタートーンが必要な場合には
使用するピックアップ(弦の振動を電気信号に変えるパーツ)を切り替えたり
ギター本体のボリュームを調整したりすることによって必要なトーンを得ている

 

 

 

 

近年はエフェクターも使用しているが
これはあくまでギターとアンプによる音作りを補うためのものであって
Red Colored Gunのメインとなるギタートーンは

ギターとアンプのみで作られたものである

 

 

 

 

Red Colored Gunのベーシストの中島大介とドラマーの直江卓哉は

非常に高い音圧でバンドのサウンドを支えている

 

 

 


これらのサウンドに対抗するために必要な

強力なギタートーンを生み出すことが可能なマーシャルアンプの存在は
今ではRed Colored Gunのサウンドに欠かすことの出来ないものとなっている

 

 

 

  

 

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